意識|就職活動における「意識すること」の重要性
今日は「意識すること」の重要性について書きたいと思います。
学生を見ていて思うのは、就活に対する「意識」が足りないということです。
広告業界でアイデアを生み出す際に「カラーバス」と言う考え方があります。
例えば「赤」を意識して、目の前の風景を眺めてみて下さい。
(どうでしょうか)
何も意識しない時よりも赤色のものが目に飛び込んできたと思います。
『ウォーリーを探せ』という絵本があります。この本は、何も意識しなければ、モダンアートとしかとらえられません。しかしそこに、「ウォーリーを探す」という意識付けがされたことによって、赤と白のしましまの服を着た男性に気づくことが出来るのです。
ヤクルトスワローズで長年ショートを務めた宮本慎也氏は著書『意識力』の中でこう書いています。
気づきの瞬間は突然訪れることが多いが、同じ状況で誰もが気づけるわけではない。気づけるかどうかを分けるのは、やはりどれだけ意識できるかにかかっていると思う。
そうです。
人は意識することなしに、大切な情報を得ることはできません。
では、就職活動において、意識するとはどういうことでしょうか。
それは、1日中、就活に役立つ情報はないか、意識を持つということです。
例えば、キャリアセンターの前を何となく通り過ぎた人は、廊下の壁に優良企業の求人票が貼ってあっても気づくことはありません。
テレビ番組表で、面白そうなバラエティ番組を探している人は、他チャンネルで志望業界の特番が組まれていることに気づきません。
就活に役立つ情報は、どこに転がっているか分からない。だからこそ、日々「意識」というアンテナを張ることが重要なのです。
今日から「就職に役立つ情報はないかな?」を合言葉に、生活をしてみて下さい。
きっと、向こうから思わぬ情報が飛び込んでくるはずです。