偶然力|就活は「偶然」が8割
就職先はどのように決まるか。一番は「偶然」だと思います。
この事については、スタンフォード大学教授のクラボルツが提唱した「計画性偶発」を題材に、別ブログで詳解しましたので、ご一読ください。
偶然性を高めるために重要なのが、第一印象だけで業界や企業の好き嫌いを決めないことです。
興味のない業界や企業であっても、実際に調べてみると、実は興味深かったということはよくあります。就職経験のない大学生であればなおさらです。
2月は学内での企業説明会が行われます。
その際、興味のない業界・企業の説明会にこそ足を運んで、どんどん話を聞いてみて下さい。
特にBtoBと言われる、法人を相手に商取引を行う企業には、無名の優良企業が沢山あります。
BtoB企業は無名な分、有名な企業に比べ、受験するライバルが少ないことがほとんどです。
こういう企業に、巡り合うのも偶然の力です。
そのためには、固定観念で企業を見るのでなく、どのような企業に対しても、面白がる姿勢が重要です。
日本には企業が382万社あります。
この中から1社を選ぶわけですから、就職先決定は偶然でしかありません。
偶然は「縁」と言っても良いでしょう。良縁を得るために、「どんな業界・企業でも見てみよう、調べてみよう」という、好奇心が必要なのです。